企業価値向上は「正解探し」ではない

企業価値向上というと、

・ガバナンスを強くする
・資本政策を見直す
・IRを改善する
・DXを進める

といった「正解」が語られることがあります。

しかし実際には、
それらが正解になるかどうかは、
企業が置かれた状況によって変わります。

例えば、

資金が制約となっている会社と、
人材が制約となっている会社では、
最優先で解決すべき課題は異なります。

さらに、
資金を調達した結果、
今度は人材不足が制約になることもあります。

つまり、
制約は解決すると終わるものではなく、
次々と入れ替わります。

重要なのは、
一つひとつの課題を個別最適で解決することではなく、

次に現れる制約まで見据えて、制約の連鎖を設計することだと考えています。

企業では、
制約が変われば、
求められる戦略も変わります。

だからこそ必要なのは、

その時々で、べターな意思決定を継続できる組織であること。

企業価値向上とは、そのような意思決定を継続できる仕組みを設計することだと考えています。

執筆者

滝島 知樹