企業価値向上とは、意思決定能力への投資である
企業価値向上というと、
・新しい事業を立ち上げること
・売上を伸ばすこと
・M&Aを行うこと
そのような施策が語られることがあります。
もちろん、それらは重要です。
しかし、それだけでは企業価値向上の本質を説明できないと考えています。
企業では、
経営環境も、
競争環境も、
制約も変化し続けます。
だからこそ、
経営者は、その時々で判断を続けなければなりません。
その判断が積み重なった結果として、
事業が生まれ、
組織が成長し、
企業価値が形成されます。
つまり、
企業価値を左右しているのは、
一つひとつの施策ではなく、変化する環境の中で、より良い意思決定を継続できる能力です。
だから私は、
ガバナンスも、
経営管理も、
資本政策も、
人材への投資も、
それぞれ独立した施策だとは考えていません。
それらはすべて、
組織の意思決定能力を高めるための投資です。
優れたガバナンスは、
より多面的な議論を可能にします。
経営管理は、
経営者が判断するための情報を提供します。
資本政策は、
将来の選択肢を広げます。
経営人材への投資は、
組織全体の判断力を高めます。
一つひとつの制度や施策に意味があるのではありません。
それらが組み合わさることで、
企業は変化する制約に適応しながら、
より良い意思決定を継続できるようになります。
企業価値向上とは、
個別の施策を積み重ねることではありません。
組織が環境変化に適応し、より良い意思決定を継続できる能力へ投資することです。
私は、
企業価値向上とは、組織の意思決定能力へ投資することだと考えています。
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