ガバナンスは、「監視」のためだけにあるのではない

ガバナンスというと、

・不祥事を防ぐこと
・法令違反を防ぐこと
・経営者を監視すること

そのように語られることがあります。

もちろん、それらは重要です。

しかし、それだけではガバナンスの本質を説明できないと考えています。

企業では、
経営環境も、制約も、求められる戦略も変化し続けます。

だからこそ、
経営者は、その時々で判断を続けなければなりません。

しかし、
一人の経営者が常に最善の判断をし続けることはできません。

情報には限界があり、
経験には偏りがあり、
思い込みも生まれます。

だからこそ必要なのは、

異なる視点を持ち寄り、議論し、

必要であれば軌道修正し、

ベターな意思決定を継続できる仕組みです。

私は、

ガバナンスとは、
経営者を監視するための仕組みではなく、

組織の意思決定能力を設計することだと考えています。

執筆者

滝島 知樹